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聚陽の上半期利益、前年同期比6割減


ニュース その他製造 作成日:2008年7月30日_記事番号:T00009189

聚陽の上半期利益、前年同期比6割減

 
 アパレル大手の聚陽実業(マカロット・インダストリアル)は、上半期の税引前利益が前年同期比58%の3億3,800万台湾元(約10億6,500万円)にとどまった。上半期は平均販売単価(ASP)も4.58%下落した。30日付工商時報が報じた。

 聚陽は利益減少の理由について、台湾元高による為替差損や、売り上げの6割を占める米国市場の冷え込み、原料などのコスト高を挙げ、特に第2四半期は世界的にアパレル需要が予想外の下落を見せたと指摘している。

 同社は下半期の展望について、米国市場が政府系住宅金融機関の信用不安問題で先行きにまだ不安があるとしている。このため、通年の目標出荷量を年初当時の「前年比1割以上増」から「1割以下増」へと下方修正し、具体的な出荷量は約800万ダースとしている。