ニュース 政治 作成日:2020年9月2日_記事番号:T00091892
台湾を訪問しているチェコのミロシュ・ビストルジル上院議長は1日立法院で、共産主義に対抗するために共闘を呼び掛ける演説を行った。
ビストルジル上院議長。国交のない国の議長として初の立法院演説となった(1日=中央社)
2日付蘋果日報などによると、ビストルジル上院議長は、故ジョン・F・ケネディ元米大統領が1963年に東西冷戦下の西ベルリンで行った演説で「私はベルリン市民である」と述べたことにちなみ、中国語で「我是台湾人(私は台湾人である)」という言葉で台湾との連帯を表明し、議場では立法委員らがスタンディングオベーションで応えた。
ケネディ元米大統領の演説は、共産主義の東ドイツに囲まれていた西ベルリンの人々に対し、共産主義への反対を明確に呼び掛けたものだったが、ビストルジル上院議長は「同じ方式で台湾市民への支持を表明させてほしい」と述べ、「我是台湾人」で演説を締めくくった。
ビストルジル上院議長は「台湾とチェコは運命が似ている。同様に自由と民主主義を追求するために努力している。民主主義国家は団結して、共に民主主義の価値を守るべきだ」と訴えた。
中国は今回の訪問に激しく反発しているが、ビストルジル上院議長は31日、訪台は正しいことで、中国の圧力は恐れないと批判を突っぱねていた。
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