ニュース 政治 作成日:2020年9月2日_記事番号:T00091894
スティルウェル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)がこのほど、米台間で新たなハイレベルの経済商業対話を開始すると表明したことに関連し、台湾行政院高官は「世界的なサプライチェーン再編、米国のインド太平洋戦略下で台湾と新南向国家がいかに協力すべきかなどが議題になる」との見方を示した。2日付自由時報などが伝えた。
蔡総統は、米台の通商上の結び付き強化は、台湾にとって世界的なサプライチェーン再編の中の要となると強調した(蔡総統FBより)
消息筋によると、台湾外交部と米国務省が現在、スケジュールや出席者、会議の方式などについて調整を進めており、初会合は今月から来月にも行われる見通しだ。スケジュールは会議の方式にも左右されるとみられる。
蔡英文総統は1日、フェイスブック(FB)への投稿を通じ、「米国が実際の行動で台米のパートナーシップ関係を深めることを喜ばしく思う」と歓迎の意を表明し、ハイレベル対話などで双方の通商上の結び付きを強化することに期待感を示した。
行政院の鄧振中政務委員は「台湾は貿易協定(BTA)締結を目指しているが、まだ正式に交渉は開始していない。米政府の態度は一貫して積極的だ」と指摘した。
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