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台北101モール、8月売上高27%増


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年9月2日_記事番号:T00091901

台北101モール、8月売上高27%増

 台北市の超高層ビル「台北101」内のショッピングセンター(SC)、台北101購物中心(台北101モール)は、8月売上高が27.6%増の大幅成長だった。同モールの朱麗文営運長は、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターンと、新型コロナウイルスによるヒトの移動制限によって、多くの経営者と家族が台湾域内で高級ブランド品を購入していると説明した。2日付工商時報が報じた。

 台北101モールは、7月に高級ブランド腕時計と宝飾品の売上高が40%増加、8月には倍増した。8月は宝飾品展示会の開催により▽カルティエ▽ブルガリ▽ショーメ▽ディオール──などが好調で、VIPカードとギフトカードの新会員が倍増した。

 朱営運長は、同モールは例年インバウンド客の税金払い戻し対象分が売上高の20~25%を占めており、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で減少したにもかかわらず、8月売上高が3割近く成長したと指摘した。9月10日からの周年慶(創業祭)セールでは売上高2~3%増を目指す。