ニュース 社会 作成日:2020年9月2日_記事番号:T00091902
行政院は2日、パスポート(旅券)表紙のREPUBLIC OF CHINAの文字を小さくし、TAIWANの文字を大きくした新デザインを発表した。2021年1月以降の発給から導入する。呉釗燮外交部長は、台湾のパスポートだとひと目で分かるようになると説明した。中央社電が伝えた。
パスポートの新デザインは、英語表記の配置調整で台湾を目立たせ、最小限の変更にとどめた(2日=中央社)
呉外交部長は、新型コロナウイルス感染拡大後、海外での入国審査で、中国から来たと誤解されるケースがあったと説明した。海外にマスクなどの医療物資を寄贈した際に、中華航空(チャイナエアライン)の機体やコンテナを見て中国と誤解されることもあった。
立法院は7月22日に、台湾のパスポートとすぐに見分けが付き、中国と誤解されないよう、行政部門にパスポートの見直しを求めることを決議していた。
パスポートの印刷冊数は年平均170万冊で、今年は150万冊を予定している。発給済みのパスポートは、有効期限までそのまま使用できる。新デザインのパスポートに変更する場合は手数料1,300台湾元(約4,700円)。
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