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エバーライト営業秘密法違反、韓国地裁が罰金判決


ニュース 電子 作成日:2020年9月3日_記事番号:T00091913

エバーライト営業秘密法違反、韓国地裁が罰金判決

 韓国の水原地方法院安山支院は8月26日、台湾の発光ダイオード(LED)大手、億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)に勤務していた韓国籍の元社員に関する刑事裁判で、営業秘密法違反の有罪判決を言い渡し、エバーライトにも罰金5,000万ウォン(約450万円)を支払うよう命じた。エバーライトはこれを不服として上訴する方針だ。3日付経済日報が報じた。

 エバーライトによると、今回、被告となった3人の韓国籍元社員は、以前韓国のLED専業メーカー、ソウル半導体に勤務していたが、海外での就職を希望し、2016年に自らエバーライトの台湾本社に応募した。エバーライトは、知的財産権の保護を重視する経営理念に基づき、元の所属先や第三者の知的財産または営業秘密を漏えいさせないことを明記した契約書を3人と交わした上で入社させた。

 その後、3人は韓国へ帰国した際に同国検察の捜査を受けて身柄を拘束され、エバーライトも産業技術漏えいの防止・保護、不当競争防止、営業機密保護に関する法律の規定に反するとして起訴された。