ニュース 電子 作成日:2020年9月3日_記事番号:T00091915
鴻海科技集団(フォックスコン)とマイクロソフト(MS)は2日、米カリフォルニア州の裁判所で係争中の訴訟を含む互いの法的請求を取り下げることで合意し、今後は相互利益に基づいた新たな関係を築くと発表した。MSは、鴻海が2013年に結んだ特許ライセンス契約を守らず、権利金を支払っていないとして、19年3月に鴻海を提訴していた。3日付経済日報が報じた。
業界関係者は、鴻海とMSは今年クラウドサーバー分野で提携をさらに深めており、他のハードウエアやソフトウエアの分野でも提携を計画しているため、係争中の訴訟について和解することになったと指摘した。
両社は新たな関係の詳細について明らかにしていないが、MSは鴻海に対して粗利益率の高いサーバーの生産委託を拡大するとみられている。また、鴻海は今後、アンドロイドOS(基本ソフト)、クロームOS搭載製品などの受託生産を引き受ける上で懸念がなくなり、第5世代移動通信(5G)、人工知能(AI)関連需要をさらに取り込めると予想されている。
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