パソコン大手の華碩電脳（ＡＳＵＳ）は、インドのビジネス用ＰＣ市場に参入すると発表した。インドのビジネス用ＰＣ市場規模は年間約500万台と見込んでおり、１年目にシェア５％を目指す。３日付経済日報が報じた。
インドでは新型コロナウイルス感染症流行に伴い、第２四半期のビジネス用ＰＣ出荷台数が前年同期の2.05倍に増加し、販売台数は過去最高を記録した。
ＡＳＵＳの第２四半期のビジネス用ＰＣ出荷台数は前年同期比25％増加した。胡書賓共同執行長は、新型コロナウイルス感染症の流行状況が今後緩和しても、一定割合の従業員が在宅勤務を続ける見通しのため、ビジネス用ＰＣに注力すると説明した。
市場調査会社、ＩＤＣの統計によると、ＡＳＵＳは第２四半期のインドの消費者向けＰＣ市場でシェア16％を獲得した。上位３位に入っており、年内に25％まで拡大する目標だ。
