ニュース 電子 作成日:2020年9月4日_記事番号:T00091929
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は3日、第5世代移動通信(5G)対応のネットワーク設備用無線チップ「T750」を発表した。固定無線アクセス(FWA)、顧客構内設備(CPE)、モバイルホットスポットなどの設備向けで、7ナノメートル製造プロセスを採用している。既に顧客にサンプル出荷を開始した。4日付自由時報が報じた。
「T750」は5Gのサブ6ギガヘルツ(GHz)帯に対応している。メディアテックの徐敬全副総経理は、▽コネクテッド・デバイス(インターネットに接続されたデバイス)▽テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)▽ビデオ会議▽遠隔医療▽オンライン授業──など向けで、高速ブロードバンドネットワークの需要が高まっていると指摘。「T750」により、スマートフォンとパソコン向け以外での新たな5G市場開拓で、ネットワーク機器メーカーと通信キャリアを支援できると説明した。
メディアテックはまた、デジタル加入者線(DSL)、ケーブル、光ファイバーのインフラ整備が不十分なへき地の農村などに、経済的で便利な高速ブロードバンドネットワークを提供できると説明した。
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