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20年バイク市場予測100万台、キムコが上方修正


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年9月4日_記事番号:T00091935

20年バイク市場予測100万台、キムコが上方修正

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)の柯俊斌執行長は3日、2020年の台湾市場のバイク販売台数は前年比10%増の100万台との見通しを示した。6月に示した93万台から上方修正した。4日付工商時報などが報じた。

/date/2020/09/04/03bike_2.jpgキムコは3日、欧州で人気のスクーター「Like Colombo 150」を台湾で発売した。価格は9万5,000台湾元(約34万円)だ(キムコリリースより)

 柯執行長は、台湾では新型コロナウイルス感染症流行の落ち着きに伴い、新車の購入意欲が高まり、バイクや全地形対応車(ATV)の需要が旺盛だと指摘した。バイク業界全体が残業で生産を急いでいる。

 台湾市場の1~8月バイク販売台数は58万3,880台で前年同期比6.4%増だった。

 一方、柯執行長は、台湾市場の通年の輸出台数は前年比10%減と予測した。上半期は前年同期比20%減だったが、新型コロナウイルス感染症流行を受け、消費者が公共交通機関の利用を控え、バイクなどに切り替えているためだ。欧米では品切れになるほどで、特にドイツ、フランス、イタリア、スペインでよく売れている。