ニュース 電子 作成日:2020年9月7日_記事番号:T00091972
7日付電子時報によると、中国の通信設備大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)はサプライヤーに対し、9月発表予定のスマートフォン旗艦機種「Mate40」シリーズの出荷見通しを、当初の1,600万台から約1,100万台に下方修正し、サプライヤーへの発注量を30%削減すると通知したようだ。
サプライチェーン関係者によると、「Mate40」のハイエンドモデルほど発注削減幅が大きく、ミドルレンジ~ハイエンドモデル向けを供給するサプライヤーが最も打撃を受ける見通しだ。
ファーウェイは米国の禁輸措置強化により半導体チップの供給が絶たれることなどから、サプライヤーの間では当初から「Mate 40」の実際の出荷台数は1,200万台にとどまると予想されていた。今回の下方修正を受けて、実際の出荷台数はわずか840万台と、ファーウェイの当初の出荷見通しの約半分になるとの見方も出ている。
業界関係者は、ファーウェイを巡ってはスマホ事業から徐々に撤退すると伝えられていたが、その可能性が高まったと指摘した。
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