ニュース 電子 作成日:2020年9月8日_記事番号:T00091977
プリント基板(PCB)・IC基板大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)傘下の中国江蘇省昆山のPCB工場で、7日午前11時ごろ火災が発生した。午後1時ごろ火は消し止められ、けが人はなかった。同社は、新型コロナウイルス感染症流行を受けカーエレクトロニクス向け需要が不透明で、短期的なPCB需要も大きくなく、業績への影響は小さいと説明した。8日付経済日報が報じた。
同社は、火災の原因は調査中で、損害の調査や生産能力の調整を進めていると説明した。同工場では、コンピューターと接続設備、家電、自動車向けで利用される従来型PCBを生産しており、ABF基板の生産は行っていない。同工場へのユニマイクロンの出資比率は71.23%。
同社の第2四半期売上高構成比は、IC基板が約5割と大部分を占め、PCBは12%だった。昆山工場での生産に影響が出ても売上高構成比は小さい上、▽深圳工場(広東省)▽黄石工場(湖北省)▽蘇州工場(江蘇省)──などで対応が可能とみられる。
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