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米政府がSMIC制裁検討か、NOR型メモリー台湾転注も


ニュース 電子 作成日:2020年9月8日_記事番号:T00091978

米政府がSMIC制裁検討か、NOR型メモリー台湾転注も

 米政府が、中国のファウンドリー最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)を貿易制裁リストに加えることを計画していると伝えられる中、SMICが生産を受託するNOR型フラッシュメモリー中国最大手、北京兆易創新科技(ギガデバイス・セミコンダクター)の製品供給への影響が懸念されている。ギガデバイスはアップルのワイヤレスイヤホンAirPods(エアポッド)向けに同メモリーを供給しており、供給が絶たれた場合、台湾の旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル、MXIC)や華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)への転注が期待できそうだ。8日付経済日報が伝えた。

 NOR型フラッシュメモリー市場は、ギガデバイスなど中国メーカーの台頭で価格競争が激化していたが、SMICへの制裁による影響が出た場合、NOR型フラッシュメモリーの価格が上昇に転じるのかも注目される。