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携帯電話出荷台数、通年で1.2億台=MIC予測


ニュース 電子 作成日:2008年7月30日_記事番号:T00009198

携帯電話出荷台数、通年で1.2億台=MIC予測

 
 域内の受託製造メーカーなどによる今年通年の携帯電話出荷台数は1億2,000万台で、総売上高は150億米ドルに上るという予測が、資訊工業策進会市場情報中心(MIC)によって示された。MICでは、アップルの携帯電話「iPhone」が占める割合が、モトローラに次いで2位となると予測している。30日付経済日報が報じた。

 MICの潘建光アナリストによると、「iPhone」は下半期、受託生産による出荷台数が1,500万台に達する見通しで、来年にはアップルが台湾の受託生産メーカーにとって最大の顧客となると指摘している。

 スマートフォンは下半期、「iPhone」の新型
モデル、「iPhone 3G」と宏達国際電子(HTC)の3.5G(第3.5世代)「ダイヤモンド」が伸び、第3四半期の出荷台数は1,349万台、第4四半期が1,480万台となり、昨年の2倍以上に成長する見通しだ。

 低価格機種は、中国のホワイトブランド(地場ブランドの総称)が新興市場向けの輸出に力を入れていることから、国際大手ブランドがダメージを受け、台湾メーカーの受注台数も減少する恐れがあると指摘している。

 今年第2四半期の域内全体の出荷台数は、モトローラの低迷や、サムスン電子とLG電子が台湾での委託生産比率を下げたことから、前年同期比4.1%減、前期比6.4%減の1,830万台だった。