ニュース 社会 作成日:2020年9月8日_記事番号:T00091997
7日午前10時33分ごろ、宜蘭県頭城鎮の大渓漁港にある防波堤で釣りをしていた10人が、台風10号(アジア名・ハイシェン)の影響を受けて発生した巨大な波にさらわれて海に転落した。4人が死亡し、1人が意識不明の重体のほか、4人が軽傷を負った。8日付聯合報が報じた。
事故のあった防波堤。他にも波にさらわれた釣り客がいないか、捜索が続いている(7日=中央社)
大渓漁港は一般市民の釣りが認められない「第2類漁港」に分類され、「釣り禁止(禁止垂釣)」の掲示も設置されているが、周辺は魚の種類が豊富なため、普段から釣り客が絶えなかった。
事故発生当時も10~20人が防波堤で釣りを楽しんでいたところ、最大でビル3階分の高さの巨大波が3度、防波堤を襲い、10人が海に転落した。
転落した釣り客は全員、ライフジャケットを身に着けておらず、他の釣り客に引き上げられたり、海に投げ入れられたクーラーボックスなど浮力のあるものにつかまったりした者だけが助かった。
ライフジャケットを着用していれば海に転落しても9割以上が救助されるとの調査結果もあり、今回の事故を受け、未着用の釣り客に対する罰金処分の是非について議論となりそうだ。
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