ニュース 電子 作成日:2020年9月9日_記事番号:T00092002
9日付電子時報によると、米アップルがノートパソコン「MacBook」とタブレット端末「iPad Pro」の来年の新製品に搭載する計画の自社開発中央演算処理装置(CPU)「アップルシリコン」は、受託生産を担うとされる台湾積体電路製造(TSMC)の5ナノメートル製造プロセスでのウエハー投入量が第4四半期以降、月間5,000~6,000枚に達するとみられ、その後四半期当たり2万枚に上昇するようだ。サプライチェーン関係者は、来年上半期のMacBookとiPad Proの需要は600万~700万台と予測した。
関係者によると、アップルシリコンには、TSMCの先進パッケージング(封止)技術「集積ファンアウト(InFO)」ファミリーの「InFo_LSI(Local Si interconnect)」が採用される可能性がある。InFOファミリーは、高性能計算(HPC)とモバイル端末向けの双方をターゲットとしており、HPC向けは基板業者との協力の下、来年第1四半期に認証が完了するとみられている。
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