ニュース 医薬 作成日:2020年9月9日_記事番号:T00092026
新型コロナウイルス感染症流行を受けて実施している実名制(本人確認)販売用のマスクを供給する宏瑋医材の名義を悪用して南投県の薬局など向けにマスクを販売していたとして、南投地方検察署は7日、詐欺、文書偽造、薬事法違反などの疑いで富達実業(彰化県)の責任者である劉栄宗容疑者の身柄拘束を南投地方法院に申請し、認められた。9日付自由時報などが報じた。
検察が押収した20万枚のマスクは8色あり、「Made in Taiwan(メード・イン・台湾)」と記されている(8日=中央社)
南投市の薬局で8月2日に実名制販売用の医療用マスクと思って問題の製品を購入した市民が、ラベルに「宏瑋路材」などと誤って印刷されていることを不審に感じ、検察に通報したことから判明した。
検察によると、富達実業は何らかのルートを通じてマスク約61万枚を購入し、うち20万枚余りは同社工場で差し押さえられたが、残り40万枚は既に市場に出回ったとみられる。
劉容疑者は、問題のマスクは医療器材生産許可証を持たない台湾の工場で生産されたものと供述しているようだが、検察は供述の信ぴょう性が不十分で、輸入した可能性もあるとして、残り40万枚の行方とともに捜査を進めている。
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