ニュース 医薬 作成日:2020年9月10日_記事番号:T00092032
宏碁(エイサー)は9日、国防医学院が開設した防疫科学研究センターにおける研究に参与することで覚書(MOU)を取り交わした。双方は共同でスマート医療の研究開発(R&D)を進め、将来感染症が流行した際に効率的な予防を実現し、医療従事者の負担を引き下げることを目指す。10日付工商時報が報じた。
エイサーの陳俊聖(ジェイソン・チェン)董事長は、同社が有する先進的な人工知能(AI)技術や情報通信技術(ICT)産業における経験と国防医学院の医学的基礎をかけ合わせ、まずはワクチン開発のプラットフォームを構築すると説明。将来、新興感染症が発生した際、世界にまん延する前に速やかにワクチン開発が進められるようにしたいと語った。
エイサーは近年、事業の多角化を進めている。スマート医療分野では、今年は新型コロナウイルス感染症の流行が発生したことを受け、衛生福利部疾病管制署(CDC)と共同で医療機関における感染例の管理および即時連絡システムを構築した。
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