ニュース 商業・サービス 作成日:2020年9月10日_記事番号:T00092038
裕隆集団傘下でアパレルの自社ブランド「カーニバル」運営や有名ブランドの代理販売を手掛ける嘉裕(カーニバル・インダストリアル)は9日、国防部が実施した競争入札で、海軍・空軍向け制服の供給と日用品の販売拠点運営権を落札したと発表した。10日付経済日報が報じた。
経済日報によると、嘉裕の制服など服飾関連の受注額は21億台湾元(約76億円)で来年より納入を開始する。日用品の販売拠点運営については、軍人とその家族の衣食住に関する商品をそろえるため、サプライヤー30社以上と提携するようだ。
日用品の販売拠点は、米軍に倣って国防部が駐屯地内に開設する。海軍と空軍向けは嘉裕が、陸軍向けはスーパーマーケット最大手の全聯福利中心(PXマート)が落札した。
嘉裕の落札は、アパレル産業から生活産業へ事業を転換することを意味し、先ごろ同社董事長に就任した裕隆集団の厳陳莉蓮董事長兼執行長が進めるグループの建て直し計画にとって、意義が大きい。
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