ニュース 電子 作成日:2020年9月11日_記事番号:T00092059
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した8月連結売上高は前月比16%増、前年同月比15.8%増の1,228億7,800万台湾元(約4,450億円)で、過去最高を記録した。▽華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)のハイエンドプロセッサー▽アップルのスマートフォンiPhone新機種用プロセッサー「A14」──などの需要が旺盛だった。11日付自由時報などが報じた。
TSMCは米国の輸出規制強化を受け、9月15日からハイシリコン向けの出荷を停止する。ハイシリコンは期限前に半導体の在庫を積み増しており、最近では貨物輸送機をチャーターしてTSMCなどから製品を確保しているようだ。
なお、JPモルガン・チェースが10日発表したレポートによると、TSMCは5ナノメートル製造プロセスを採用するインテルの中央演算処理装置(CPU)の量産を2022年上半期に開始するとみられ、量産時期が従来予測より半年~1年早まるようだ。
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