ニュース 農林水産 作成日:2020年9月14日_記事番号:T00092076
法務部調査局雲林県調査站と雲林県政府は11日、同県虎尾鎮で悪質な業者がニンニク150トンを買い占め、価格をつり上げていた疑いがあることを突き止めた。12日付中国時報が伝えた。
雲林県虎尾鎮の倉庫2カ所からそれぞれニンニクが120トン、30トン見つかった(11日=中央社)
台湾では今年、新型コロナウイルス流行の影響でニンニクの輸入が滞り、ニンニクの卸売価格が9月初めに1キログラム当たり333台湾元(約1,200円)という超高値を付けていた。問題の業者は輸入ニンニクが品薄となった状況下で6月以降、地元農家からニンニクを買い占め、取引価格をつり上げ、暴利を得ていたとみられる。
調査局は業者の帳簿類を押収し、買い占めや価格操作の意図があったかどうかを解明する方針だ。
行政院農業委員会(農委会)によると、ニンニクの産地価格はピーク時からやや下落し、260~280元で推移している。今後は輸入時の検疫合格率が向上するに伴い、価格が徐々に安定する見通しだ。
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