ニュース 電子 作成日:2020年9月14日_記事番号:T00092089
通信キャリア最大手、中華電信の謝継茂董事長は11日、3年以内に第5世代移動通信(5G)ネットワーク構築の完成を目指すと表明した。従来は5年での完成を目指していた。14日付経済日報が報じた。
NCCは11日、中華電信の5G基地局を視察した(11日=中央社)
年内の5G基地局設置数は従来目標の4,000局から約5,000局に、来年は従来目標の8,500局から1万局に引き上げる。
中華電信は、大型インフラ整備計画「前瞻基礎建設計画」を進める政府から、5G基地局の設置ペースを従来計画より加速するよう求められたと説明した。
国家通訊伝播委員会(NCC)は、通信キャリア大手3社の5Gカバー率はサービス開始から3年以内に70%に達する見通しだったが、各社が5G基地局の設置ペースを加速することで、さらに高まる可能性があると説明した。
3G、24年に終了へ
NCCは同日、中華電信は2024年に音声通話用の第3世代移動通信システム(3G)回線終了を計画していると明らかにした。音声通話は現在のCSFB(回線交換フォールバック)方式からLTEのデータ通信を用いるVoLTE(ボルテ)方式に変更される。現在、携帯電話の約30%がVoLTE非対応だ。
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