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クアルコム新5Gチップ、サムスンが受注か


ニュース 電子 作成日:2020年9月15日_記事番号:T00092096

クアルコム新5Gチップ、サムスンが受注か

 韓国経済新聞の報道によると、サムスン電子はクアルコムが12月にリリース予定の第5世代移動通信(5G)対応スマートフォン用システム・オン・チップ(SoC)「スナップドラゴン875」の受託生産を受注したようだ。15日付経済日報が報じた。

 ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は14日、特定の顧客などについてはコメントを控えるとした。

 サプライチェーン関係者は、TSMCはアップル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)からの需要が強い上、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)傘下の海思半導体(ハイシリコン)が米国の禁輸措置強化を受けてTSMCに発注を拡大したため、生産能力に余裕がなく、クアルコムはサムスンに委託するしかなかったと指摘した。

 サムスンの受注額は1兆ウォン(約895億円)とみられ、TSMCの昨年のクアルコム関連売上高の約25%に相当するようだ。