ニュース 石油・化学 作成日:2020年9月15日_記事番号:T00092102
中国石油化学工業開発(CPDC、中石化)は14日、川下のナイロンチップメーカー、展頌が雲林県斗六市に保有する土地と工場棟、ナイロンチップの生産設備を13億8,000万台湾元(約50億円)で取得したと発表した。また、展頌に3億元出資し、株式の13.4%を取得した。中石化が主力とするカプロラクタム(CPL)の出荷先を確保する狙いだ。15日付経済日報が報じた。
展頌の主力製品は、ナイロンチップや川下のナイロン繊維で、中石化が重要原料のCPLを供給している。
CPLは過去2年で中国メーカーの生産能力が450万トン増えた上、米中貿易戦争や新型コロナウイルスの影響で需要が低下し、供給過剰が深刻化している。
中石化の上半期純利益は4億6,600万元と前年同期比51%減少した。
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