ニュース 運輸 作成日:2020年9月16日_記事番号:T00092145
海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)は15日、アジア~米西海岸航路のコンテナ運賃を1FEU(40フィートコンテナ換算)当たり3,700米ドル、アジア~米東海岸航路は4,500米ドルに据え置くと貨物取扱業者(フォワーダー)各社に通知したようだ。中国当局の意向を受けて11日に運賃値上げ計画を取りやめた中国の中国遠洋海運集団(チャイナ・コスコ・シッピング)に追随したとみられる。16日付工商時報が報じた。
アジア~米国航路のコンテナ運賃が高騰し、荷主からの不満が高まったことを受け、中国の交通部運輸部水運局などは11日、海運大手6社に対し、米中貿易に影響が出ているとして運賃抑制を求めた。これを受け、中国遠洋海運は同日、15日に予定していた値上げ中止を発表。その後、海運最大手のマースクが14日、値上げ幅を1FEU当たり200米ドルへと従来計画の半分に引き下げ、他の多くの海運会社もマースクと同水準の値上げを決めた。
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