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米台経済ハイレベル対話、半導体・5Gが主要議題に


ニュース 電子 作成日:2020年9月16日_記事番号:T00092147

米台経済ハイレベル対話、半導体・5Gが主要議題に

 16日付工商時報によると、キース・クラック米国務次官(経済成長・エネルギー・環境担当)は17日に訪台し、18日に米台経済商業についてのハイレベル対話を台湾側と進める。▽世界の半導体サプライチェーン再編▽中国共産党など独裁的な政権のコントロールを受けない信頼できる第5世代移動通信(5G)通信サービスを提供する企業「5Gクリーンネットワーク」▽エネルギー──などが主な議題になるようだ。

/date/2020/09/16/01usa_2.jpg外交部は15日、クラック米国務次官の訪台については手配中と述べるにとどめた(15日=中央社)

 台湾側は▽沈栄津行政院副院長▽鄧振中政務委員▽王美花経済部長──などが出席する予定だ。

 米中貿易戦争が続く中、米国は世界的な半導体サプライチェーン再編について台湾側と今後の戦略を検討するようだ。

 政府関係者は、ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の米国工場新設計画や、マイクロン・テクノロジーの1兆台湾元(約3兆6,100億円)に上る台湾投資など、台湾と米国は半導体サプライチェーンで密接につながっており、台湾は米国の戦略パートナーの一員となり得るの見方を示した。