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長栄海運、北米航路に新造船3隻投入


ニュース 運輸 作成日:2020年9月17日_記事番号:T00092192

長栄海運、北米航路に新造船3隻投入

 海運大手の長栄海運(エバーグリーン・マリン)は16日、北米航路専用に建造した1万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)級コンテナ船3隻の引き渡しを受けたと発表した。北米航路の貨物量が急増する中、輸送能力不足の解消に重要な役割を果たすと見込まれている。17日付工商時報が報じた。

 長栄海運によると、引き渡しを受けた3隻のうち、1隻は極東~米西南航路に投入し、塩田(中国広東省)から13日前後でロサンゼルスに到着する予定だ。その他2隻はアジア~米東海岸航路に投入し、新型コロナウイルス関連物資を米国の▽サバンナ(ジョージア州)▽ニューヨーク▽ノーフォーク(バージニア州)▽ボルチモア(メリーランド州)──へ輸送する。

 長栄海運は2018年、1万2,000TEU級コンテナ船12隻の建造を正栄汽船(本社・愛媛県今治市、檜垣幸人社長)に、8隻を韓国のサムスン重工業に発注していた。年内にさらに3隻、来年14隻の引き渡しを受け、アジア~北米航路に投入する予定だ。