アップルが16日に発表した腕時計型ウエアラブル（装着型）端末の新製品、Apple Watch（アップルウオッチ）シリーズ６搭載の血中酸素濃度を計測する「血中酸素ウェルネス」に関わるセンサー部品は台湾の発光ダイオード（ＬＥＤ）メーカー、光磊科技（オプトテック）が供給するとの観測が出ている。17日付経済日報が報じた。
オプトテックは、受注や特定の顧客についてはコメントしないとした。
血中酸素ウェルネスセンサーは緑色、赤色、赤外線ＬＥＤの４つのクラスタと４つのフォトダイオードを使用して、血液から反射された光を確認し、血中酸素濃度を測定する。業界関係者によると、オプトテックはアップルウオッチシリーズ６向けにＬＥＤとフォトダイオードの両方を供給するとされる。
また、アップルウオッチシリーズ６向けに発表された、つなぎ目がなく伸縮性のある新しいバンドのうち、編み込まれた糸（ブレイデッド）を使用した製品の原料となるポリエステルは、台湾の力麗企業が供給するとの観測が出ている。
