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金門に国際観光ホテル、料羅湾国際が建設


ニュース 建設 作成日:2008年7月31日_記事番号:T00009221

金門に国際観光ホテル、料羅湾国際が建設

 
 金門島、馬祖列島と中国福建省との間の中台直航フェリーが台湾全住民に開放されたことを好感する料羅湾国際開発公司は30日、今後金門県金城鎮の后湖一帯に「金門・料羅湾海浜国際レジャー村開発計画」を進めると発表した。また、第1期計画として36億台湾元(約127億円)を投じて敷地面積5ヘクタール、部屋数300室の国際観光ホテルを建設する予定で、目下老爺大酒店(ホテルロイヤル台北)や凱撒大飯店(シーザーパーク)など有名ホテルと経営委託について協議中だ。31日付工商時報が報じた。

 料羅湾国際の林佳正プロジェクトリーダーは、同ホテルの建設計画は、金門で初めての合法申請がなされた国際観光ホテルとなるとして、早ければ今年末までに認可を受け、2010年には落成させたいとしている。当初は台湾人観光客が主で中国人客がこれを補うといった顧客構成となるが、長期的には中国人客がメインになるとの見通しだ。

 料羅湾国際の開発案以外にも、ドバイ・バージュ・アル・アラブホテルやLVMHグループ傘下のDFS免税店、マカオ・リスボアグループなど多くの企業が視察に訪れており、同地でのホテル、大型レジャー施設、シャッピングセンターなどへの投資を探っているとみられる。