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新光人寿の信義聯勤南区画、1坪407万円で売却


ニュース 建設 作成日:2008年7月31日_記事番号:T00009222

新光人寿の信義聯勤南区画、1坪407万円で売却

 
 新光人寿は30日、台北市大安区の信義聯勤倶楽部跡(面積2,490坪)のうち南区画(1,310坪)を、北区画を入札して優先購入権を得ていた元利建設の林敏雄董事長と国泰金融控股の蔡鎮宇名誉副董事長に売却することを決めた。売却額は北区画を上回る53億4,000万台湾元(約190億円)で、1坪当たりの取引額としては台湾不動産市場で過去最高の407万5,000元となった。31日付工商時報などが報じた。

 新光人寿との交渉に当たった元利建設の蔡建生総経理らは、北区画の落札価格は最低入札価格を6億元も上回っているとし、南区画を同価格で購入したいと主張した。新光人寿は当初、北区画に5%上乗せた価格(1坪当たり)を設定していたが、最終的には蔡総経理らの主張をくんで0.18%上乗せ相当で合意に達した。

 新光人寿は2006年3月に同地を購入、32億3,500万元の利益を出したとみられる。投資収益率は47%に上るもようだ。