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鉄鋼・金属
作成日：2008年7月31日_記事番号：T00009225
YUSCOと唐栄、８月ステンレス価格を値下げ
域内ステンレス大手の燁聯鋼鉄（YUSCO）と唐栄鉄工廠は30日、国際ニッケル価格が１トン当たり１万8,000米ドル近くまで下落したことを受けて、８月の熱延、冷延ステンレスコイルの価格の値下げを決定した。値下げ幅は域内価格で１トン当たり2,000～7,500台湾元（約7,000～２万6,500円）、輸出価格で１トン当たり150米ドルだ。31日付工商時報が報じた。
YUSCOによると、ニッケル価格の急激な下落は、海外ファンドによる投機が一段落したことや、需要が落ち込んで川下メーカーが模様眺めに転じたためだ。
YUSCOの各製品別の１トン当たりの値下げ幅は、域内向けが、▽300系熱延・冷延コイル、7,500元▽316系熱延・冷延コイル、2,000元──。輸出向けは、300系熱延・冷延コイルで150米ドルとなった。
