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達振能源、急速充電電池で東芝と技術提携


ニュース 電子 作成日:2008年7月31日_記事番号:T00009228

達振能源、急速充電電池で東芝と技術提携

 
 電池モジュールの達振(ウェルダン)の全額出資子会社、達振能源(ハイテク・エナジー)は30日、リチウムイオン電池「SCiB」(スーパー・チャージ・イオン・バッテリー)の分野で東芝と技術提携し、小型電動バイクを来年にも発売すると発表した。31日付経済日報が伝えた。

 達振能源は達振の電気エネルギー事業部から独立して8月1日付で正式に発足する。資本金は3億6,000万台湾元(12億7,000万円)で、年内に戦略提携先からの出資を受けるなどして、5億元余りまで増資する。

 電動バイクは負極にチタン酸リチウムを採用した「SCiB」を動力源とする。当初は電池だけで生産コストの30~40%を占めるが、将来的には20%まで圧縮を図る。燃費はガソリンを燃料とするバイクが1キロ当たり約3元なのに対し、わずか同1.5元以下と経済的だ。

 達振の頼立人総経理は「東芝との提携により、商品の量産化までの時間短縮が図れる。早ければ1年以内で発売が可能になる」と述べた。