ニュース 社会 作成日:2020年9月24日_記事番号:T00092313
中央流行疫情指揮中心(中央流行疫情指揮センター)は23日、8月19日~9月11日に台湾を出境したフィリピン籍の18人がフィリピン入境時の新型コロナウイルス感染症の検査で陽性だったと発表した。台湾での接触者372人のうち202人は検査で陰性が確認された。24日付聯合報などが報じた。
18人は台湾で就労しており、▽家事・介護ヘルパー▽工場作業員▽船員──など。うち11人が9月11日に同じ便で帰国しており、16日に発表した感染者2人も同便に搭乗していた。
指揮センター指揮官の陳時中・衛生福利部(衛福部)長は、6月1日~9月20日に台湾を出境し、フィリピンで陽性が確認されたのは25人で、陽性率は0.48%と他の国より高いと指摘した。ただ、台湾ではクラスター(感染者集団)は確認されておらず、フィリピンでの検査の問題の可能性があるとの見方を示した。
一方、指揮センターは、7月26日より実施していたフィリピンからの入境者全員に対する空港検査について、9月24日以降は疑わしい症状がある場合に限定すると発表した。集中検疫所での14日間の外出制限「居家検疫」は続行し、期間終了前に全員に検査を行う。
日本人1人も
このほか、日本籍の50代男性も14日に日本帰国時の抗原検査で陽性だったが、20日と21日のPCR検査では陰性だった。台湾での接触者は1人で、陰性が確認された。
男性は8月29日に台湾へ入境し、9月12日に14日間の外出制限「居家検疫」期間が終了し、14日に帰国した。
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