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聯発科総経理、「ハイシーズン効果は存在する」


ニュース 電子 作成日:2008年7月31日_記事番号:T00009233

聯発科総経理、「ハイシーズン効果は存在する」

 
 IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)の謝清江同社総経理は、市場では欧米の景気後退や、中国で株価下落やインフレの影響が出ているとして悲観的な見方が出ている第3四半期の景気見通しについて、「10月の中国での連休やクリスマス需要を前に、第3四半期は小さいながらハイシーズン効果が見込まれる」との期待を示した。第3四半期売上高については「7、8月は成長を続け、9月は若干減少する」との予測だ。31日付工商時報が報じた。

 聯発科技は30日、オンライン業績説明会を行い、第2四半期は連結売上高が前期比15.2%増の223億1,800万台湾元(約788億円)、純利益は前期比26.42%増の50億9,600万元、連結粗利益率は前期52.1%を上回る53.8%となったと発表した。第2四半期は、携帯電話、テレビ、光ディスクおよびDVDドライブ用チップの出荷量が安定して成長した。

 喩銘鐸同社財務長は、「第3四半期は平均販売単価(ASP)は前期同様5%未満下落するとみられるが、利益率の高い製品の比重を高め、粗利益率維持に努める」としている、謝総経理も、「第3四半期はテレビ向けおよび携帯電話向けチップなどで出荷量が安定成長して在庫消化が進み、年末には70~80日の正常なレベルに回復する」との見方を示した。
 
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