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力成科技と日テラプローブ、合弁会社設立で正式契約


ニュース 電子 作成日:2008年7月31日_記事番号:T00009234

力成科技と日テラプローブ、合弁会社設立で正式契約


 力成科技(パワーテック・テクノロジー)は27日、同社やエルピーダメモリ、米キングストン・テクノロジーなどが出資するテスティング大手のテラプローブ(越丸茂社長兼CEO、本社・横浜市港北区)と合弁で、メモリーやロジックICのテスティング業務を手掛ける新会社「晶兆成科技」を設立することで正式に契約を交わした。新会社の董事長には力成の廖忠機副執行長が就任し、運営開始後1年間の売上高は7億5,000万台湾元(約26億円)を見込む。31日付経済日報が報じた。

 力成によると、新会社は8月に設立、9月に運営開始となり、開業当初の従業員数は45人を予定している。主要業務はDRAM、フラッシュメモリー、ロジックICのテスティング。

 業界関係者によると晶兆成科技は、当初はエルピーダの委託生産を請け負う力晶半導体(PSC)や瑞晶電子(レックス・チップ・エレクトロニクス)の12インチウエハーのテスティングを受注するとされる。その後ソニーやNEC、東芝など日系IDM(垂直統合型の大手半導体メーカー)が生産を委託する台湾メーカーからのテスティング受注を目指す考えとみられる。