ニュース 石油・化学 作成日:2020年9月26日_記事番号:T00092349
高雄市前鎮区の高雄市原住民故事館の周辺で11日、高濃度のエチレンが検出された問題で、高雄市政府は25日、地下水の汚染が原因であり、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)▽華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック)▽亜洲聚合(APC)──の輸送管から漏れたものではないとする調査結果を発表した。3社は輸送管の使用再開申請を行っており、来週にも認可が下りる見通しだ。26日付聯合報などが報じた。
林副市長は、13日間の調査と3回の会議を経て、安全を確認したと説明した(25日=中央社)
高雄市の林欽栄副市長は、250時間以上にわたる圧力テストを実施したが、3社の輸送管にはいずれも異常が見られず、第三者機関からも安全性が認められたと説明した。
高雄市政府は当初、輸送管からエチレンが漏れた可能性が最も高いとして、3社に輸送管の使用停止を命じた。これを受け、3社は生産停止を回避するため、台湾中油(CPC)に原料の緊急供給を依頼していた。
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