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美時の血液がん後発医薬品、米FDAの認可取得


ニュース 医薬 作成日:2020年9月26日_記事番号:T00092351

美時の血液がん後発医薬品、米FDAの認可取得

 美時化学製薬(ロータス・ファーマシューティカル)は25日、血液がんの後発医薬品(ジェネリック)「レナリドミド(Lenalidomide)」が米食品医薬品局(FDA)の暫定認可を取得したと発表した。2022年3月以降に米国で発売する予定だ。26日付経済日報が報じた。

 レナリドミドは原薬「レブラミド」の後発医薬品で、多発性骨髄腫(MM)の治療に用いられる。

 原薬メーカーによると、レブラミドの19年世界売上高は約100億米ドル。ロータスは米国でのレナリドミド発売後、大幅増収が期待できる。

 ロータスは原薬メーカーとの取り決めにより、22年3月以降に出荷量を制限する形で米国でレナリドミドを販売できる。26年1月31日以降は制限がなくなる。

 ロータスは、これまでに81カ国・地域でレナリドミドの販売認可を申請し、欧州など23カ国・地域で認可を取得したと説明した。