ニュース 政治 作成日:2020年9月26日_記事番号:T00092359
日本の防衛省・統合幕僚監部は25日、中国軍のY-9情報収集機1機が東シナ海を南下して宮古海峡を抜け、太平洋へ出た後、台湾の防空識別圏(ADIZ)の東側境界部まで飛行したと発表した。この動きについて台湾の国防部は特に発表を行っていないが、政府系研究機関の国家中山科学研究院(中科院)が24日と25日に台湾東部の屏東県の九鵬基地と台東県成功鎮で行ったミサイルの発射実験に関連しているようだ。26日付自由時報が報じた。
統合幕僚監部の発表によると、中国軍のY-9情報収集機は台湾のADIZ境界部に到達した後に折り返し、ほぼ同じ経路で東シナ海へ戻った。これに対し、自衛隊は戦闘機を緊急発進させるなどの対応を取った。
軍関係者によると、花蓮県沖38~75カイリ(約70~139キロメートル)の海域で18日以降、中国軍の情報収集船が航行しており、台湾海軍の軍艦2隻と海洋委員会海巡署の巡視船を出動させた。ただ中国の情報収集船は台湾領海の接続水域には侵入していないため、退去させることはできないという。
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