HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

偏光板用PETフィルム、供給不足で新繊に追い風


ニュース 石油・化学 作成日:2020年9月28日_記事番号:T00092368

偏光板用PETフィルム、供給不足で新繊に追い風

 パネルの景気好調で、材料の偏光板向けポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムが供給不足となっている。台湾メーカーで唯一供給能力を持つ化学繊維・PET大手の新光合成繊維(新繊)は今後、業績拡大が期待できる。28日付経済日報が報じた。

 新繊の子会社で、PETフィルム製造を手掛ける新科光電材料は2004年設立。資本金8億6,000万台湾元(約31億円)で、新繊の持株比率は8割。今年上半期の売上高は13億5,000万元、純利益は7,100万元で、早くも昨年通年の利益を上回った。

 業界関係者によると、PETフィルムは近年、パネル向けの需要が拡大している。メーカーが生産能力引き上げを進めているが、生産開始が遅れ、供給不足となっている。