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北部の防空演習、9月の日中実施に変更


ニュース 社会 作成日:2008年8月1日_記事番号:T00009239

北部の防空演習、9月の日中実施に変更


 8月5日の午後10時30分から30分間、新竹県から宜蘭県までの北部で予定されていた夜間防空演習に対し、住民の不満が噴出したため、劉兆玄行政院長は31日、実施時間を日中に変更することと日程の延期を決めた。日程は9月下旬となる見通しだ。1日付自由時報が報じた。

 夜間演習の場合、家庭の照明の一律消灯や、自動車・バイクの停車などが求められ、コンビニエンスストアなどの店舗も照明の明かりを屋外に漏らさずに営業しなければならないなど、住民に大きな負担をもたらすことが前提だった。

 国防部陸軍の黄奕炳常務次長は、きょう1日の会議で延期日程を決定するとした一方、有事に備えるために夜間の演習は必要だと強調した。

 国防部によると、今回の夜間防空演習は昨年末に決定し、年初に各県市政府などと協議を行い、2月5日に訓令を出した。自由時報は、住民の軍事訓練に対する理解が浅いことに加え、各県市政府が民意を理解しておらず、また、国防部の広報不足が今回の住民の反発を引き起こしたと指摘している。