ニュース 医薬 作成日:2020年9月29日_記事番号:T00092396
陳時中衛生福利部(衛福部)長は28日、台湾製の新型コロナウイルスワクチンの研究開発(R&D)が順調にいけば、来年第3四半期に人口の約6割に相当する1,358万人への接種が可能になるとの見通しを示した。29日付経済日報が報じた。
陳部長は、台湾製ワクチンの研究開発は遅れてはおらず、実験でも効果がみられると説明した(28日=中央社)
衛福部の薛瑞元次長は、台湾製のワクチンは早ければ来年第2四半期に発売できると予測した。
台湾のワクチンメーカーでは▽国光生物科技(アディミューン)▽高端疫苗生物製剤(メディゲン・ワクチン・バイオロジクス)▽聯亜生技開発(UBIアジア)──が第1相臨床試験に入っている。また、アディミューン子会社の安特羅生物科技(エニミューン)も年内に第1相臨床試験を開始する見込みだ。
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