ニュース 商業・サービス 作成日:2020年9月29日_記事番号:T00092399
交通部は7月から実施している域内旅行補助キャンペーン「安心旅遊」の補助経費39億台湾元(約140億円)が既に底を突いたものの、計画通りに10月末まで補助を継続する方針を固めた。29日付経済日報が伝えた。
林佳龍交通部長は28日、交通部観光局の担当者と共に行政院で報告を行い、補助継続について、蘇貞昌行政院長の同意を取り付けた。
台湾では新型コロナウイルス感染症の流行が効果的に抑えられたため、域内旅行需要が高まり、「安心旅遊」の補助経費は予想を上回るペースで消化された。その結果、補助経費39億元は交通部の当初見込みだった10月末よりも2カ月早い8月末の時点で払底した。
不足が見込まれる19億2,000万元は交通部が内部で予算の配分調整を行った上で、特別予算の決算に先立ち、実際の状況を踏まえて官庁間での調整を行う。
当初計画によると、「安心旅遊」キャンペーン実施による観光需要喚起で635億元の観光収入が誘発されると見込まれた。これまでに宿泊施設9,500カ所がキャンペーンに参加。これまでに延べ891万人に補助を行った。
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