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AIT台北事務所長、TSMCの米工場計画を評価


ニュース 電子 作成日:2020年9月30日_記事番号:T00092413

AIT台北事務所長、TSMCの米工場計画を評価

 米国の対台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)のブレント・クリステンセン台北事務所長は29日、台商(海外で事業展開する台湾系企業)の事業発展を目的とする世界台湾商会聯合総会(WTCC)の年会に出席し、ハイテク分野での米台協力は世界経済の原動力であり、台湾積体電路製造(TSMC)が米国での工場新設を発表したことはその最たる例だと述べた。30日付工商時報が報じた。

/date/2020/09/30/01ait_2.jpgクリステンセン所長(左)は、握手に代えて拱手(きょうしゅ)で蔡英文総統とあいさつを交わした(29日=中央社)

 クリステンセン所長は、台湾は信頼できる半導体、重要技術、医療機器の世界サプライチェーン構築を目指す米国の重要パートナーだと表明した。

 TSMCは5月、米アリゾナ州に最先端の5ナノメートル製造プロセス新工場を設置すると発表していた。2021年の着工、24年の量産開始を予定し、29年までの設備投資額は120億米ドルに上る。

 設備業界関係者によると、TSMCは年内に米新工場計画の実現可能性を見極め、最終判断するようだ。