ニュース 電子 作成日:2020年9月30日_記事番号:T00092415
市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)の予測によると、テレビ用パネルの2021年出荷枚数は2億5,700万枚で前年比4.1%減少と、今年に続き減少する見通しだ。2年連続の減少は異例だ。サムスンディスプレイ(SDC)が今年12月で韓国のテレビ用液晶パネル生産ラインを停止するほか、新型コロナウイルス下のノートパソコン需要を受け、パネル各社が情報技術(IT)製品用パネル生産を優先しているためだ。30日付工商時報などが報じた。
一方、テレビ用パネルの21年出荷面積は1億7,600万平方メートルと、前年比3.5%増加する見通しだ。パネルメーカーがIT製品用パネルのほか、超大型テレビ用パネル生産を注力しているためだ。
20年出荷枚数は2億6,800万枚で前年比6.2%減、出荷面積は1億6,960万平方メートルで0.7%増の予測だ。
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