ニュース 商業・サービス 作成日:2020年9月30日_記事番号:T00092425
飲食店の販売時点情報管理(POS)ソリューション業者、資厨管理顧問(iCHEF、アイシェフ)は29日、1億5,000万台湾元(約5億5,000万円)の増資を実施したと発表した。30日付工商時報が伝えた。
iCHEF共同創業者、呉佳駿執行長は、次の目標は台湾での新規株式公開(IPO)だと述べた(29日=中央社)
増資の引き受け先は、▽日本最大のベンチャーキャピタルであるジャフコ系のジャフコ・アジアによる投資ファンド▽中華開発金融控股(開発金、CDF)系の優勢創業投資ファンド▽達盈管理顧問(ダーウィン・ベンチャー・マネジメント)──など。
iCHEFの共同創業者、程開佑氏は「今年上半期は新型コロナウイルスの影響の中でも成長を遂げた。内外で利益を出した。調達資金は研究開発(R&D)投資の拡大に充てる」と述べた。
iCHEFはサーバー側で稼働しているソフトウエアをインターネット経由で利用してもらう「SaaS(サース)」方式でPOSソリューションを提供しており、現在台湾、香港、マレーシア、シンガポールで事業展開。現在飲食店8,000軒の顧客を持ち、今年は9,000軒の達成を見込む。従業員は130人。昨年の売上高が前年比30%増の2億元だった。
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