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知的財産裁、訴訟案件予想下回る


ニュース その他分野 作成日:2008年8月1日_記事番号:T00009243

知的財産裁、訴訟案件予想下回る

 
 特許紛争などを扱う知的財産裁判所が発足してから1日で1カ月が経過した。31日までに受理した訴訟案件は97件で、当初予測の月250件を大幅に下回った。

 高秀真・知的財産裁所長は、「民事、刑事、行政訴訟を統合した初の制度なので、システムのテストに忙殺された1カ月だった」と述べた。

 裁判所側は当初、訴訟案件は民事、行政裁判が大きな割合を占めると予想していた。

 しかし、97件の内訳は行政訴訟48件、刑事訴訟25件、民事訴訟24件で、刑事訴訟の割合が予想より多かった。

 知的財産裁は「民事裁判の裁判官が特許の有効性について同時に判断を下せるようになり、行政訴訟を別途起こす必要がなくなったことから、裁判官が裁判当事者を納得させられれば、行政訴訟案件は減少するのではないか」と予測した。