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半導体封止Q4価格、10%上昇/台湾


ニュース 電子 作成日:2020年10月5日_記事番号:T00092446

半導体封止Q4価格、10%上昇/台湾

 半導体業界関係者によると、半導体パッケージング(封止)の▽日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)▽菱生精密工業(リンセン・プレシジョン・インダストリーズ)▽超豊電子(グレイテック・エレクトロニック)──は8月中旬からワイヤーボンディングの受注が急増し、9月末には年内の受注が満杯となった。受注量は生産能力を3~4割上回っており、第4四半期の平均価格(ASP)は前期比10%以上上昇している。5日付工商時報が報じた。

 封止各社は、低価格、粗利益率が低い注文を断っており、顧客が生産能力を確保するため、価格を引き上げている。業界関係者は、ワイヤーボンディングの受注満杯は来年第1四半期まで続くと予想している。

 証券会社は、米中関係の緊張や新型コロナウイルス感染症の流行を受け、半導体封止各社が増産に慎重なため、急増する受注に生産が追い付いていないと指摘した。