ニュース 電子 作成日:2020年10月5日_記事番号:T00092448
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)傘下で金属筐体(きょうたい)を手掛ける鎧勝控股(ケーステック・ホールディングス)の程建中董事長は30日、早ければ3年後にインドか東南アジアに工場を設立すると明らかにした。ペガトロンとの垂直統合を進める。1日付経済日報が報じた。
程董事長は、多くの受託生産メーカーがインドやベトナムに進出しているが、サプライチェーンはまだ十分に整備されていないと説明した。
ケーステックは主にアップルのノートパソコンMacBook(マックブック)とタブレット端末iPad向けに筐体を供給している。インド、東南アジアへの進出は、ペガトロンがアップル製品の組み立てを受注しやすくするためとみられている。
ペガトロンは米中貿易戦争を受け、中国に集中している生産能力を東南アジアなどに分散している。昨年6~7月にはインドネシア・バタム島で工場を稼働した。今年2月にはベトナム子会社の設立を発表し、来年中に自社工場を完成させると明らかにした。7月にはインド子会社も設立し、来年工場を稼働する見込みだ。
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