ニュース 商業・サービス 作成日:2020年10月6日_記事番号:T00092479
衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)は5日、テイクアウト飲料の販売に際し、糖分(角砂糖何個分か)とカロリーの表示を義務付けると予告した。タピオカ、ナタデココ、プリンなど飲料の内容物も合算して表示しなければならない。違反者は食品安全衛生管理法に基づき最高で400万台湾元(約1,500万円)の罰金が科される。6日付聯合報が伝えた。
糖分やカロリーが表示されば、人気商品に変動が出るかもしれない(YSN)
同署担当者は「現在は業者に飲料自体に加えた糖分の表示だけ求めているが、テイクアウト飲料の多くにはタピオカ、ナタデココ、芋円(タロイモ団子)などをトッピングするため、消費者はトッピング部分のカロリーが分かりにくかった」と説明した。
新制度で業者はトッピング分のカロリーも表示しなければならず、商品別、サイズごとに糖分とカロリーを明記することが求められる。ただ、「甘さ普通(全糖)」の場合の最大値を表示することも認める。
テイクアウト飲料店の経営者からは「1杯ごとに数字が違うのに、どうやって表示したらよいのか分からない」という戸惑いの声も聞かれる。業界団体関係者は、チェーン店ならば糖分やトッピングのカロリーを計算して表示する統一ラベルシステムがあり、技術的には難しくないが、小規模店舗や屋台は正確な表示が難しいのではないかと指摘した。
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