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台湾軍機パトロール4千回超、昨年通年の2.3倍に/台湾


ニュース 政治 作成日:2020年10月6日_記事番号:T00092483

台湾軍機パトロール4千回超、昨年通年の2.3倍に/台湾

 台湾国防部の集計によると、中国人民解放軍による台湾周辺での活動が急増していることを反映し、台湾側では年初来の空軍機によるパトロールが延べ4,132回を数え、既に昨年通年(1,798回)の2.3倍に達した。また、艦船によるパトロールは7,531回で、昨年通年(5,927回)の1.27倍だった。6日付自由時報が伝えた。

 特に中国軍機は台湾海峡中間線を4回にわたり、台湾側に超えた。9月18日には12機が超えたケースもあった。さらに、中国軍が台湾の防空識別圏の南西側の角付近で活動を活発化させており、9月9、10日には大規模な合同軍事演習を行った。

 厳徳発国防部長はあす7日、軍幹部を率い、立法院外交国防委員会で業務報告を行う。パトロール回数の関する統計はそれに先立ち、立法院に提出された。

 関係者は「中国軍の台湾周辺での活動がますます頻繁になっているのは事実で、今年は防空識別圏の南西の角一帯での活動が増えており、台湾軍にとって一定の防衛圧力となっている」と述べた。